はじめに
プロフィール
| Author |
NPO法人生まれ育ちと心を学ぶサンの会 |
|---|---|
| 発足 |
2009年5月1日 |
| 事務局 |
東京都世田谷区上馬 |
| 理事長 |
池川 明(産婦人科医) |
| 会長 |
程野 美和子(元会社役員) |
| 副会長 |
重清 佳子(元都立病院助産師) |
| 顧問 |
三ヶ尻 康子(Licensed Marriage & Family Terapist) |
趣旨
サンの会に寄せて(サンの会理事長 池川明)
現在の日本は子どもばかりか、大人も自己中心的で攻撃的な人が増えてきています。その病巣は小さな頃にあり、産まれた後の子育てに問題があると考えている人が多いと思います。
ところが最新の遺伝子を含めた研究から、そうした人間の行動パターンは、受精の瞬間から始まることが知られるようになってきました。しかも生まれた後2年までの時期が非常に重要であることが分かってきたのです。
胎内からの9ヶ月、生まれてからの24ヶ月(2年)、併せて33ヶ月が脳の方向性を決めるために決定的に重要であることが、科学的にも証明される時代になってきたのです。
昔から日本には「三つ子の魂百まで」という諺で、いかに胎内時期が子育てに重要であるか知っていたと言えるでしょう。そのような日本の良い子育て感を全て捨て去ってしまったところに、現在の日本の病根があるようにも思えます。
また、欧米社会にはなかった胎教という概念が我が国にあるのに、近年それはともすると英才教育を意味していて、本来の人間らしく生きるためには、妊娠時期の母親の感情や食などの環境が非常に重要である点を見逃していました
。 もし、胎内期から母親に関わることで胎児に好ましい環境を提供できれば、人間性の豊かな人が生まれてくるということに、目を向けるべき時代が来たと思います。
そのような時に、程野美和子さん、重清佳子さんとサンの会を立ち上げることができました。この会の活動を通して、一人でも多くの人が妊娠中への関わりに関心を持ち、その結果さらに多くの方と協働して、豊かな社会を目指す試みにチャレンジしたいと思います。
ところが最新の遺伝子を含めた研究から、そうした人間の行動パターンは、受精の瞬間から始まることが知られるようになってきました。しかも生まれた後2年までの時期が非常に重要であることが分かってきたのです。
胎内からの9ヶ月、生まれてからの24ヶ月(2年)、併せて33ヶ月が脳の方向性を決めるために決定的に重要であることが、科学的にも証明される時代になってきたのです。
昔から日本には「三つ子の魂百まで」という諺で、いかに胎内時期が子育てに重要であるか知っていたと言えるでしょう。そのような日本の良い子育て感を全て捨て去ってしまったところに、現在の日本の病根があるようにも思えます。
また、欧米社会にはなかった胎教という概念が我が国にあるのに、近年それはともすると英才教育を意味していて、本来の人間らしく生きるためには、妊娠時期の母親の感情や食などの環境が非常に重要である点を見逃していました
。 もし、胎内期から母親に関わることで胎児に好ましい環境を提供できれば、人間性の豊かな人が生まれてくるということに、目を向けるべき時代が来たと思います。
そのような時に、程野美和子さん、重清佳子さんとサンの会を立ち上げることができました。この会の活動を通して、一人でも多くの人が妊娠中への関わりに関心を持ち、その結果さらに多くの方と協働して、豊かな社会を目指す試みにチャレンジしたいと思います。
発足と理念(サンの会会長 程野 美和子)
幼き頃から犯罪者のニュースを目にする度に、私の心が痛み、彼らがどのような生い立ちをしたのかを考えずにはいられませんでした。
学校卒業後、少年院の教官職に応募し、運よく採用されましたが、周囲の反対を押し通せず、已む無く辞退してしまいました。
OL、結婚、二児出産を経て、全国私学幼稚園連合会のメンバーとなり臨教審にも参加する機会を得て、「青少年の非行とその要因」等を学びました。その後、会社設立、日々児童心理学の月刊誌等を目にしながら、乳幼児期の問題、親の関わり方を学習しておりました。
そんな折、東京フォーラムの会合にて、親学会副会長益田晴代様の提唱した乳幼児期の重要性に賛同し、親学会への参加となりました。その親学会で講演された仁志田博司先生(東京女子医科大)は、
「愛されなければ愛せない」、「愛されての育ちは人を憎んだり傷つけたりしない」、「愛されずに育つと成功者になっても満足する事はない」
等を提唱され、さらに、愛が世界平和である事を訴えるために世界を奔走しておられます。
また、胎児期の環境が生後の成長に影響することをも学びましたが、その当時は、実感として受け止められずに居りました。
しかし、妊娠と同時に同居し始めた娘が、産後はほぼ完全に育児をゆだねられて、図らずも母親役を引き受け、育児に携わっているうちに、胎児期の影響が孫に徐々に現れるのを目にするようになり、以前、学んだ数々のことが蘇り、それが現実となっていくのは驚くばかりでした。
それは、胎児(生命の誕生)を祖父母も見る必要性(孫との関係)、胎名(人権)、胎内記憶、味覚、嗜好、感性、心(愛)等を培った胎児期が生後の成長の礎となり、植物に例えると正に「種子」が発芽するように、現場から重要な育児のヒントを認識できた事です。
他に、産後二日目に小児科医が発した「この子は何でも自分でする子ですよ」と言う衝撃的な言葉が、心にずっと残って居りました。その疑問に答えて下さったのが助産師である副会長重清桂子氏の「そうなんですよ」でした。
そして、以前よりその様な機会を長年念願していたと伺い意気投合し、胎内記憶の権威である池川明先生のご協力を得まして、この度の発足となりました。胎児期から乳幼児期をご専門の先生方、体験者のご協力を頂きお話しする事と致しました。
愛されての育児は、米国のファーストレーディ、ミシェル夫人が就任時に話されておりました「家庭が一番です」は弁護士と言うキャリアから見えた意味のある言葉と受けとめられ、家庭の存在の重要性を意味する事と理解致しました。
これらは、「私を知る」第一歩と思われ、自分らしく生きる事を念願し、愛され、愛することで世界が平和になりますよう願って居ります。
学校卒業後、少年院の教官職に応募し、運よく採用されましたが、周囲の反対を押し通せず、已む無く辞退してしまいました。
OL、結婚、二児出産を経て、全国私学幼稚園連合会のメンバーとなり臨教審にも参加する機会を得て、「青少年の非行とその要因」等を学びました。その後、会社設立、日々児童心理学の月刊誌等を目にしながら、乳幼児期の問題、親の関わり方を学習しておりました。
そんな折、東京フォーラムの会合にて、親学会副会長益田晴代様の提唱した乳幼児期の重要性に賛同し、親学会への参加となりました。その親学会で講演された仁志田博司先生(東京女子医科大)は、
「愛されなければ愛せない」、「愛されての育ちは人を憎んだり傷つけたりしない」、「愛されずに育つと成功者になっても満足する事はない」
等を提唱され、さらに、愛が世界平和である事を訴えるために世界を奔走しておられます。
また、胎児期の環境が生後の成長に影響することをも学びましたが、その当時は、実感として受け止められずに居りました。
しかし、妊娠と同時に同居し始めた娘が、産後はほぼ完全に育児をゆだねられて、図らずも母親役を引き受け、育児に携わっているうちに、胎児期の影響が孫に徐々に現れるのを目にするようになり、以前、学んだ数々のことが蘇り、それが現実となっていくのは驚くばかりでした。
それは、胎児(生命の誕生)を祖父母も見る必要性(孫との関係)、胎名(人権)、胎内記憶、味覚、嗜好、感性、心(愛)等を培った胎児期が生後の成長の礎となり、植物に例えると正に「種子」が発芽するように、現場から重要な育児のヒントを認識できた事です。
他に、産後二日目に小児科医が発した「この子は何でも自分でする子ですよ」と言う衝撃的な言葉が、心にずっと残って居りました。その疑問に答えて下さったのが助産師である副会長重清桂子氏の「そうなんですよ」でした。
そして、以前よりその様な機会を長年念願していたと伺い意気投合し、胎内記憶の権威である池川明先生のご協力を得まして、この度の発足となりました。胎児期から乳幼児期をご専門の先生方、体験者のご協力を頂きお話しする事と致しました。
愛されての育児は、米国のファーストレーディ、ミシェル夫人が就任時に話されておりました「家庭が一番です」は弁護士と言うキャリアから見えた意味のある言葉と受けとめられ、家庭の存在の重要性を意味する事と理解致しました。
これらは、「私を知る」第一歩と思われ、自分らしく生きる事を念願し、愛され、愛することで世界が平和になりますよう願って居ります。
